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2008/04/17 16:19
母を介護してて思うのは、
「介護」とは,
介護されている側との戦いではなく、
つくづく自分自身との戦いだということです。
介護される側に何の罪も責任もありません。
病気で痛みを訴え、
心が癒されずに悲しみや寂しさを訴え、
やむを得ず、人に頼らずには生きていけない状態になっているのです。
そうだと十分分かっているつもりでも、
夜中何度も起こされると、
なぜかしら心に怒りが湧き起こってくるのです。
「自分のなんと小さなことか?」
と自己嫌悪になってしまいます。
臨床心理士の友達と話していたら、
(彼も母親を介護している)
彼は、その「怒り」の感情をこう説明しました。
「その怒りとは、きっと親に対する甘えなんだよ」と
確かに、言われてみればそうかもしれない。
親はしっかりしていてあたりまえだったし、
常に最後までそうであってほしいという願望があって、
そうでない現状に対して「怒り」となって現れるのかもしれない。
そんな時、良寛さんの詠んだ句が、慰めてくれる。
「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」
親って、常に子供の先頭にたって、
いろいろと教えてくれる存在。
人生の終わりに差し掛かって、
息子に身をもって教えてくれる。
「もし、自分が年取ったらどうなるんだろう?」
毎日、痛みを堪えて
「早く死にたい、飛び降りたい」という親に対し、
「最後まで、先祖がお迎えにくるまでは、ちゃんと頑張るように」と説得している。
「母ちゃんが頑張ると、俺も頑張らなきゃいけないから・・・」
ちゃんと、もみじの裏を見せながらでいいから、
最後まで、介護させてくれ、と願うのも甘えだろうか?
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